西之島(にしのしま,: Nishinoshima Island)は、日本小笠原諸島にある無人火山島父島の西北西約130kmに位置する。1702年にスペイン帆船Rosario号によって発見されたことから、別名Rosario島とも称される。有史以降、1973 – 1974年と、2013 – 2015年、2017年、2018年、2019 – 2020年現在で噴火が確認されており、特に2013年以降の活動によって大きく陸域面積を拡大した。これらの活動によって、地表は安山岩質の溶岩流スコリアに覆われている。2019年5月における面積は約2.89km2、最高標高は160m[2]で、海底からの比高は3000mから4000m程度。